プラセンタの豆知識

馬プラセンタは国産がいい?外国産の安全性は?産地別プラセンタサプリ

2019年3月14日

horse




馬プラセンタは、豚プラセンタよりも高品質と言われています。

豚は年に何度も妊娠し、一度に多数生むのに対して、馬は1年に1回しか妊娠せず、1回の出産で1頭しか生まないことから希少価値があると言われます。

さらにサラブレッド馬は食用馬に比べて個体の値段も40倍くらい差があります。

ただそんな希少価値のある馬の胎盤は、当然ながら価格も高価となり、それがプラセンタサプリの価格に大きく影響するのは言うまでもありません。

そこでメーカー側も、私たち消費者に高品質なものを適正価格で提供できるよう馬の産地を検討します。

大きく分けて、国産馬と外国産馬に分かれますが、果たして外国産の馬は安全なのでしょうか?

馬の産地について詳しく見てみましょう。

 

プラセンタ馬由来の馬の産地

現在、馬由来のプラセンタサプリの馬の産地は大きく5種類あります。

国産馬

メキシコ産

キルギス産

オーストラリア産

ニュージーランド産

それぞれの産地による特徴をみてみましょう。

 

国産馬

国産馬

日本における馬の飼養頭数は、年々減少の一途をたどっており、2015年で約69,000頭程度と言われています。

うち、サラブレッド馬は40,866頭ほどしかおらず、馬の胎盤を確保するのがだんだん難しい現状となってきています。

北海道産サラブレッド馬の胎盤を起用していた「Tp200」も、2017年に「Tp200next」という後継版を販売し、馬の産地をオーストラリア・ニュージーランド産へと変更しております。

日本在来馬の産地別にみると、北海道和種(北海道)・木曽馬(長野県/木曽地方)・野間馬(愛媛県/今治市)・対州馬(長崎県/対馬)・御崎馬(宮崎県/都井岬)・トカラ馬(鹿児島県/トカラ列島)・宮古馬(沖縄県/宮古群島)・与那国馬(沖縄県/与那国)の8種類がありますが、飼養状況は全国ともほぼ横ばいか微減傾向にあります。

参考データ:農林水産省|馬をめぐる情勢

 

北海道産サラブレッド馬

プラセンタサプリに使われる国産馬の胎盤は、北海道のサラブレッド馬が主で、なかでも日高地方は国内のサラブレッドの約7割以上を生産しています。そして厳選された牧場でサラブレッドが出産するときに手にはいる胎盤を、直接契約して取り扱うメーカーが増えてきています。

サラブレッドのような高価な馬を飼育している牧場は、厳格な管理体制を施しているため安全性についての不安はなく、非常に高品質です。

北海道サラブレッド馬のプラセンタを使用しているサプリメント

 

その他の国産馬

サラブレッドの胎盤がもっともいいとされていますが、すでに多くのメーカーが参入しているにも拘わらず、サラブレットは1年に1頭しか出産しないため、得られる胎盤数も限られており、徐々に争奪戦の様相を呈するようになってきました。

そこでサラブレッド馬以外の馬の胎盤を利用したプラセンタサプリが注目を集め出してきました。

 

馬の飼育に当たっては、雄大な牧場で伸び伸びとした環境下で育てられているためストレスもなく、もともと馬は病気にかかりにくく、牛や豚と比べて体温も5~6℃ほど高いため寄生虫が住みにくいと言われます。

また牛や豚、羊のようにひづめが割れている偶蹄類(ぐうているい)ではなく、奇蹄類(きているい)に属するため狂牛病にかかる心配もありません。

まさに馬自体が安全性の不安もなく、馬から抽出されるプラセンタも栄養価が高く、純度も高いと言えるでしょう。

 

メキシコ産馬

photo by Allyn Hill

メキシコは1位のカナダに次いで世界第2位の馬肉生産国です。

そこで育てられる馬は、雄大な自然の中で伸び伸びと育ち、ストレスのない最良の環境で暮らしています。

メキシコ産の馬は、アメリカ政府機関であるFDAの厳しい衛生基準をクリアしたものです。さらに輸出の際は、メキシコ政府獣医機関による検査証明書が発行され、国産馬とそん色のない徹底した管理がなされています。

メキシコ産食用馬のプラセンタを使用しているサプリメント

母の滴EXで使用しているプラセンタは、アラブ種という馬体重が600Kgくらいの赤身が多い馬の胎盤です。メキシコの契約牧場で、伸び伸びと育て、牧草はしっかり乾燥させたものを与え、合成飼料は一切使用していません。

またカルシウムなどのミネラルも同時に与え、馬の健康状態には細心の注意を払っております。

 

キルギス産馬

キルギス産馬

photo credit: A Camera Story Summer pastures via photopin (license)

キルギス共和国は、中国のすぐ西に位置する中央アジア5か国のひとつです。

日本の約半分の面積で、キルギス産の馬は、標高2000メートル以上ある高い放牧地で飼育されています。

 

標高が高いところで育つことで、馬の心肺能力はすこぶる高く、軍用馬として活躍する馬もいるほどです。

その中でサラブレッドとして育てられる馬は、さらに鍛えられているため、その胎盤からとれる成分も非常に高品質なものとなっています。

 

また飼料には、農薬や化学肥料は一切使用せず、広大な土地で伸び伸びとストレスなく育てられているため、馬の死産率が1%とかなり低いのが特徴です。

 

キルギス馬は、キルギスの政府、獣医、飼育牧場など馬にかかわる方が協力しあい、厳重な管理を行っています。

またキルギス産の馬の胎盤の出荷にあたっては、馬が出産すると3時間以内には胎盤が冷凍保存され、日本に向けて即座に空輸されるよう日本とのパイプもしっかりとつながっています。

その時にキルギス側が、出産の状況や、健康管理、馬の血統などすべてチェックし、クリアしたものだけが日本に送られます。

 

キルギス産の馬から取れるプラセンタは、高品質で濃度が高いのは、心肺能力が高く生命力が強い馬で、無農薬、化学肥料なしの飼料を食べ、広大な環境で育てられた馬だからこそと言えますね。

キルギス産馬のプラセンタを使用しているサプリメント

 

オーストラリア・ニュージーランド産馬

Australia horse

世界一の清浄国と言われるオーストラリアとニュージーランド。

地理的にも孤立した島国となっているため、外部からの侵入も少なく家畜が疫病になるリスクも少ないと言えます。

日本のサラブレッド馬が品薄になってきたことを受け、Tp200は、「Tp200next」を後継版として発売しました。

ここにもサラブレッドにこだわり、産地をオーストラリア・ニュージーランドへと移行しています。

馬の管理には、厳重な検疫体制を取っており、輸入品の厳しい規制と検査を行っているため安全性についての心配はありません。

オーストラリア・ニュージーランド産馬のプラセンタを使用しているサプリメント

 

shino
馬の産地がどこかが問題ではなく、取り扱っているメーカーがその胎盤をつかってどのように製造しているかが問題。メーカーの信頼度もチェックです。
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