昨年59歳で転職して無事1年が経ちました。以前は不動産会社に勤務しており、おもに賃貸の仕事に従事していました。
そのときのボス(社長)から、会社を大きくできたのは投資のお陰。つまり経営者は株式投資なしでは考えられないというハナシを聞かされました。
成功するかしないかは、成功した人の意見を聞き、それを実直に行動に移すか否か。
いい話を聞いても、そこで行動に移さないから成功しないんだ。成功した人からのアドバイスに「NO」はない。常に「YES」で行動を起こすこと。
つまり、「投資」をしなさい。
なんていい話でしょ。
でも当時、私はそれを実行に移せずにいた。なぜなら、投資とはハイリスクを伴うものとの認識しかなかったから。
子どもが大学に通うという時期に、まさか教育費として積み立てていたお金を投資に回すことなどできない。
ましてや、生活費、住宅ローン、教育費で家計はいっぱいいっぱいでとても余剰資金なんてない。
いい話を聞いても、
馬の耳に念仏
猫に小判
ブタに真珠
まあそんな状態でした。
30代半ばの男性の同僚は、社長が勧めた個別株を買って儲かったみたいですが、私にはとてもそれに踏み出す勇気とお金がなかった。
いわばチャンスを掴み切れない凡人なわけだ。
まあ、副業してたし、ブログで収入を増やそうと躍起になっていたのもこの時期。
そんなわけで、いま回想すると、
あのときやっていれば……
あのときから始めていれば……
あのとき……
あのとき……
と、過去を悔やみたくなる。
投資は早ければ早いほうがいいと言うし。
そしてアラカンになった今からでも間に合うのか……という不安。
人生100年というが、健康ならともかく身体が不自由なら100歳まで生きたくない。
だとすれば、健康で生きられる時間って、あと20年くらいなのでは?
転職先の会社は9時17時の定時で帰れる、残業一切なし、土日祝休みという、とても居心地がいいところ。私の体力が続くなら70歳くらいまでお世話になってもよさげ。(会社が潰れなければ)
身体が健康なうちは、働けば日銭は入ってくる。
そんなわけで、働いているうちはメディアが煽るように老後2,000万円問題に振り回されなくてもいいのではないか。
現時点で預貯金は非常に寂しい状態ではあるが、今日食べるものもないという悲惨な状況でもない。
余剰資金とは言わないが、月々積み立てている予算を普通預金ではなく、投資にシフトさせてもそこまでの痛手は被らないのではないか。
そう考えたとき『投資』という選択が、なんとなく未来を照らす灯りのように思えてきた。
あのとき、私には投資をする心の余裕も、お金もなかった。
そんななか、無理をしてやっていたところで、今、どうなっていたかわかったもんじゃない。
投資するなら余剰資金で。
これが投資の鉄則ならば、私が選んだ道は正しかったのだ。
過去、行動を起こさなかった自分を卑下するのではなく、これから新たな道を切り開こうとする自分を称える。
そう、今が一番若いのだから。