アラカンwoman、shinoです。
第1子出産後、約10年の専業主婦を経て社会復帰。
手始めに3年ほどパートタイムをし、結婚前に取得した宅建免許を活かして不動産会社に正社員として復帰しました。
Contents
Wワークという選択
夫婦共働きで、私もフルタイム勤務。
そんなある日、真ん中の子が塾に行きたいと言い出しました。2015年夏のことです。うわぁ、10年前の話だわ。
中学3年なので遅い塾デビュー。
それまで自力で頑張ってくれていたけれど、どうにも成績が伸び悩み、塾でしっかり教わりたいとのこと。
もちろん想定内ではあったものの――
住宅ローン、生活費でいっぱいいいっぱいの我が家。
塾代3万円がどうしても捻出できない。
「さて、どうしよう……」
収入を増やすには“時間”を増やすしかない
勤め先の不動産会社は18時定時。
残業は禁止、むしろ「させてくれない」職場でした。
となると、別の仕事を探すしかない。
一旦帰宅して夕食・片付けを済ませたあと、
深夜にコンビニ? 工場? それとも運送会社の事務?
求人誌をめくると、夜間の事務仕事もあるにはある。
もともとパソコンは得意だし、入力作業なら苦にならない。
……とはいえ、そのとき私は50歳。
体力的な不安もあるし、寝不足で翌日の本業に支障が出るのは目に見えている。
しかも通勤時間もバカにならない。
”在宅ワーク”という選択肢との出会い
そんなとき、ネット検索中に目に飛び込んできたのが「在宅ワーク」という文字。
自宅で、パソコンひとつで仕事ができる――!?
当時(コロナ前)は、在宅ワークなんてまだまだ珍しい時代。
副業している人も、周囲にはほとんどいませんでした。
でも、自宅でできるなら通勤も不要。
時間を自由に使えるし、夜でも自分のペースで作業できる。
これだ!と思い、さっそく在宅ワークの会社にいくつか登録してみることに。
その中で、仕事の種類が豊富で担当者の対応も丁寧だったのが――
そう、かの有名なクラウドワークス
お仕事のカテゴリには、
システム開発からアプリ・スマートホン開発、ECサイト・ネットショップ構築、デザイン、動画・映像・アニメーション、事務・カンタン作業、ネーミング・アイデア、翻訳・通訳サービスなどなど。
とにかく多彩なジャンルが並んでいました。
初心者が選びやすい「データ入力」
とはいえ、いざ登録しても素人には何ができるのか分からない。
そんな中で見つけたのが「データ入力」のカテゴリー。
「これならできそう!」と感じたのがこちらの案件でした。
【初心者歓迎、だれでもできるかんたんなお仕事!】画像に書いてあるデータを打ち込むだけ!24,000文字分
過酷すぎる”データ入力”の現実
当時の私は、2万4千文字ってがどれほどの量なのかピンと来ていませんでした。
そもそも自分のタイピング速度なんて測ったこともない。
「レシートを入力するだけでしょ?」と軽い気持ちで応募したところ、
まさかの48時間以内納期。
本業を終えて帰宅後、夕食を済ませて作業開始。
夜の9時時点で入力できたのはたったの2,600字。
このペースでは徹夜確定。
結局12時間以上ぶっ続けで作業し、なんとか納期に間に合わせました。
かなりハード。
そしてこの報酬は、
いくらと思う?
360円。
(๑º ロ º๑)〣
(契約金額は450円、手数料差引後の実受取額が360円)
……時給換算したら、もう笑うしかないレベル。
「これが在宅ワークの現実か」と、目の前が真っ白になりました。
苦い経験が”学び”に変わる
何も知らず飛び込んで、よくわからずに選んだ私も悪いが、450円という報酬を平気で出すクライアントにも衝撃。
とはいえ、
この経験があったからこそ、
仕事選びの大切さを身をもって知りました。
その後、私は「Webライター」というジャンルに出会い、
月13万円を稼げるようにまで成長。
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半年でエグゼクティブライターに。副業Webライターとして成長できた理由
アラカンwoman、shinoです。 本業のお給料だけでは足りず、副業を考えたのが2015年夏のこと。 今からもう10年も前の話です。 そこで出会ったのがクラウドソーシング。 当時、ネットでできるお仕 ...
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まとめ
- 「誰でもできる」は「誰でも安い」という意味でもある
- 在宅ワークは”案件選び”がすべて
- 自分の時間単価を意識することが大事