2024年1月から新NISAが開始。ちまたの盛り上がりをよそになんだかんだと乗り遅れた感ありますが、還暦を迎えるにあたり『新NISA』デビュー。かなりの後発隊です。
ゆうちょの定期預金に預けていても一向に金利は上がらないし、このままでは老後が不安ということから新NISAでインデックス投資を始めてみようとなりました。
長期保有することが失敗しないコツだと言いますが、60歳からのスタートだと長期保有といってもわずか10年くらいしかならない。これって意味があるのだろうか?
ところが、取り崩しながら運用できるみたいで、しかも複利なので10年も保有し続けているとかなりの金額になるとシュミレーションしてわかりました。
まあ、やってみてダメならそのときに考えよう。
とにかくやってみないことには前に進まない……ということで、証券会社選び。
証券会社や銀行などでは手数料が高く、その点ネット証券は手数料がとても低い。書籍やYouTubeではSBI証券か、楽天証券をおすすめしている人が多数いました。
楽天は私も利用しているし、光熱費などもすべて楽天カード経由にしているため、かなりポイントが稼げています。ということで楽天証券にしました。
Contents
楽天証券開設と同時に楽天銀行申込み
楽天証券を開設するときに、同時に楽天銀行を開設すると便利。
理由は楽天証券と楽天銀行をつなぐ「マネーブリッジ」があるから。他にも魅力的な特典がいろいろ。
- マネーブリッジで資金移動が簡単
- ハッピープログラムで手数料0円
- ATM24時間365日利用可能
- 楽天ポイントが貯まる
マネーブリッジ
マネーブリッジを設定すると、株を買いたいときに証券口座にお金がなくても、自動で楽天銀行からスイープしてくれます。しかも手数料はかかりません。
またこの設定をしておくと、楽天銀行の普通預金金利が優遇され0.28%にアップ。
マネーブリッジ(無料)にご登録いただくと、楽天銀行の普通預金で優遇金利が適用されます!
普通預金残高300万円以下は、年0.28%(税引後年0.223%)
普通預金残高300万円超は、年0.22%(税引後年0.175%)の優遇金利を適用!
※2025年3月1日時点
ハッピープログラム
ハッピープログラムにエントリーすると、ATM手数料や他行振込手数料が月に最大7回無料になります。
私が注目したのは、コレ。他行振込手数料って結構バカにならない。何気に無駄金だと思うので、これはありがたいサービス。

引用:楽天証券
今ある定期預金を楽天銀行に移してプールしておけば、例えば50万円ならプレミアムなのでATM手数料、他行振込手数料ともに2回まで無料、100万円以上プールしておくとVIPとなりATM手数料月5回、他行振込手数料月3回が無料となります。
注目すべきは、楽天ポイントも獲得できるというところ。振込手数料も楽天ポイントを利用することができるというのもうれしい。
楽天証券と楽天銀行を同時申込み
楽天証券、楽天銀行どっちから申し込むべきか悩みましたが、私は楽天証券から先に申し込みをしました。
ガイダンス通り進めていくと、
納税方法の選択
ここで、おすすめの「確定申告が不要(楽天証券にまかせる)」を選びました。
NISA口座の選択
「開設する」「初めて開設する」を選択。
NISA口座はすべての金融機関を通じてお一人1口座しか開設できないとのことで、私は持ってないので「はじめて開設する」を選択。
楽天銀行口座の申込
ここで楽天銀行も同時に申込をするかの問いかけがあります。
YouTubeや書籍などいろんな方の意見を聞くと、同時に申し込んでおきましょう♪という意見が多かったし、そう思ったので同時申込しました。
あと、FX口座や信用取引口座の申込を問われましたが、あとから申し込むこともできるようなので「申し込まない」を選択しました。
楽天証券のスマホの認証が手間取った
楽天証券の口座開設の申し込みは、スマホで本人確認するのがおすすめとのことだったので、普段はパソコンから作業することが多いのですが、スマホでやってみました。
マイナンバーカードを用意してガイダンス通り進んでいきます。
マイナンバーカードの厚みを撮影する場面で、斜め上から撮影とのことですが、机に置いたままやったので、何度やっても読み取れませんでした。
これ、手に持ってカードを立てた状態で撮影するということが後からわかりました。

ここでログインパスワードを設定するのですが、
この画面以降表示されません!
とのことなので、忘れないようにスクショするなり、書き写すなりしたほうがいいです。
次々と届く楽天証券&楽天銀行からのメール
申込が済んだ後、次々と楽天証券や楽天銀行からメールが届き、なかば混乱状態。
お客様登録番号やアクセスキーなどはスクショを取るなどして控えておいたのですが、いざ登録する場面になるとスクショが見当たらなかったり、該当する番号がなかったり。
とくに煩わしかったのは、楽天銀行からのメール。
「このメールの配信から3-10営業日後にThankYouレターを簡易書留で送ります」とのことで、その中にユーザーID、初回ログインパスワードが付してあるので設定してくださいとのこと。
悠長にThankYouレターが届くのを待っていたところ、「3日以内に初回ログインのお手続きをお願いします」というメールが届き、まだ簡易書留が届いていなかったので、少し焦りました。
8桁以上のパスワードと4桁以上の暗証番号
よく確認してみると、本人確認書類の提出は楽天銀行のアプリをダウンロードして行うのがスムーズとのこと。
ThankYouレターが届くのを待たず、取り敢えず先にアプリをダウンロードして「口座開設の書類提出」をタップ。
- お客さまの登録番号
- お客さまのアクセスキー
- 生年月日
を入力すると、
そこではじめてパスワード等の設定画面になりました。
ここで自分で希望のユーザーIDを設定するわけです。
これは半角英数字8桁~12桁。英字のみ可、数字のみ不可、大文字/小文字の区別あり、記号の設定不可という条件があります。
パスワード設定の条件は、
①英大文字、②英小文字、③数字、④記号の4種類すべて使用し、8~12桁(すべて半角)で設定しなければなりません。
ここで私自身、楽天証券と楽天銀行のパスワードがごっちゃになってしまい、戸惑いました。
楽天証券のパスワードは記号の入力は不要だったので、慣れたものを設定することができましたが、楽天銀行は4種をすべて使用したものでないと設定できなかったので、ここをきちんと区別しておくといいと思います。
次に合言葉登録をするのですが、合言葉は全角ひらがなで入力します。右端にその記載がありましたが、見落として普通に漢字を交えて登録したらはじかれてしまいました。
また、暗証番号も設定しなければならず、これは4桁~12桁の半角数字で登録します。
結局、ThankYouレターを待たずして、アプリの設定ができたのですが、そのあと届いたThankYouレターには仮ログインパスワードが記載されていたので、レターを待って登録しても間に合うと思います。
またどういうわけか、設定したログインパスワードではログインできなかったので、パスワードの変更手続きをし、やり直しました。
パソコンではパスワードマネージャーを設定しているのですが、一度にいくつもパスワードの設定をしたため、違うパスワードが表示されたりで、すったもんだでした。
楽天証券と楽天銀行同時に申し込むと本人確認が1度で済むという利便性はありますが、こちら側の問題で、証券口座登録と銀行口座登録がごっちゃとなりました。
それぞれ設定ルールが違い、はねられたりすると新たにパスを考えなければなりません。またパスワードやら暗証番号の設定やらでいくつも設定したので私自身、区別がつかなくなってしまいました。同時に口座開設する際は、くれぐれも慎重に。

楽天カードで積立てできるなら楽天銀行は不要か?
なんとか楽天銀行の口座開設も完了し、やれやれと思っていたところ、投資信託の積立はクレジットカードでも決済できるということがわかりました。
クレジットカードで毎月100円から10万円までの積立が可能です。
楽天銀行を申し込んだあとでクレカで10万円まで積み立てできることに気づきました。今のところ10万円を超える積立を考えていないので、もしかしたら楽天銀行は必要なかったのでは?と。

ただ、楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジでつなぐことにより、普通預金金利が優遇されるので、ここは証券と銀行を分けて考えよう。なんならゆうちょの定期預金や、その他の銀行の普通預金に入れっぱなしのものを楽天銀行に移行しようかな。
給料の振り込み先も楽天銀行に変えると、他行あての振込手数料が3回無料となったり、楽天ポイントがもらえたりとお得になる特典もあるし。

楽天銀行お問い合わせ先
0120-776-910(営業時間:全日9時~17時)
携帯電話
0570-064-924(通話料有料)
※国際電話を利用の場合は
03-6832-2255(通話料有料)