プラッセ|老後不安を軽くするためのアラカンwomanの備忘録

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老後のこと

加給年金は年下妻の特権?なんなの、この制度……




先日、高校時代の友人たちとランチ会をしたときの話。

アラカンともなれば、話題になるのは、健康のこと、介護のこと、そして自分たちの老後の話。

子ども達も成人し巣立ったかと思いきや今度は親の介護が待ち受けている人がいたり、すでに親を看取った人もいたりで、ひと昔前に話題になっていた子育てやママ友との交友関係の話からは完全にシフトしてきています。

まあ、還暦ともなれば、自分たちの老後にも不安があるわけで、おのずと老後の働き方についての話になっていきます。

昭和40年生まれの私たちは、誰もまだ年金を受給している人はいませんでしたが、一回り以上年上の夫をもつ彼女はすでに加給年金を夫が受給しているとのこと。それに加えて子どもも30代後半にできた子だったので、子どもが18歳になるまでの間は妻と子の分の加給年金を受給していたと。

一方、中には年上妻もいて、「なにそれ?」って感じ。まったく自分に関係ない話なので、そんな制度があることすら知らなかったと。

それでもって、私も来年夫が年金受給になるが加給年金は貰えない。なぜなら私が厚生月240ヵ月を超えてしまっているからと話したら、その一回り以上年上夫の彼女が、「そんなことない、私だって働き続けているけど、私は貰えているよ」と反論してきた。

そう、彼女の夫が65歳になった当時にはなかった制度。2022年に法改正されて、妻が厚生年金240ヵ月以上であればもらえないとの条件が付加されました。

ただし、これはこれから貰おうとする人が対象になり、すでに受給している人は対象外。

なので彼女にとっては全く関係のない話。

 

なんだかなあ、同じ人生を歩んでいるのに、かたや貰えたり、貰えなかったりというのはなんとも理不尽だよなあ。

たまたま結婚した人が年下だったら貰えないわけで。(ま、これについては妻と夫、逆でもいいらしいけど…夫が厚生月240ヵ月以内の人はなかなかいないだろうから、結局貰えない)

年が離れていればいるほど得をする制度。

つまりだ、

夫が65歳で年金受給開始。当時の時代背景では定年退職して年金生活になるわけで、働いていれば妻を扶養することもできていたが、年金だけでは生活がままならなくなる。これを「家族手当」と称して、妻が65歳になって年金受給開始するまでの間、補助しますよという措置と考えると、何となく納得がいくような、いかないような。

ライフスタイルがどんどん変化していくなか、追いついてないよね。

特別支給の老齢年金も私たちの年代(女性は昭和39年4月2日~昭和41年4月1日までに生まれた人)が最後になります。

わずか1年だけですが、ギリ貰える対象年齢です。

この制度も昭和60年(私たちが20歳のとき)に改正されて、それまでは年金受給は60歳からだったのが、65歳に引き上げられました。いきなり変えても混乱が生じるためスムーズに引き上げられるよう段階的に取られた措置とのこと。

それと同じく加給年金も、当たり前に妻が働いている現在では専業主婦の方も少なくなり、享受する人が少なくなっていく制度じゃないかな。そのうち消滅するのではないか?と睨んでます。

いや、そのうち加給年金の対象となる家庭が激減し、いつのまにか消滅。それが政府の企みだったりして。

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