プラッセ|老後不安を軽くするためのアラカンwomanの備忘録

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老後のこと

老齢年金繰り下げたら追いつくのは82歳。これをどう考えるか。




いよいよ来年、夫が65歳。年金受給が開始されます。
お知らせが届く前にどうするか決めておかなければなりません。

 

そこで1年、2年、3年…5年と繰り下げた場合どうなるか、エクセルでシミュレーションしてみました。

夫の場合、R6のねんきん定期便が最新データなのでそれでシュミレ。

老齢基礎年金、老齢厚生年金を合わせて月額20万円ちょっと。

 

繰下げ年数 追いつくまでの月数 追いつく年齢
1年 約143ヵ月 77歳10ヵ月
2年 約143ヵ月 78歳10ヵ月
3年 約143ヵ月 79歳10ヵ月
4年 約143ヵ月 80歳11ヵ月
5年 約143ヵ月 81歳11ヵ月

という結果になりました。

1ヵ月繰り下げるごとに0.7%増、1年で8.4%増になり、受給額が増えるのはいいのですが、それに追いつくまで77歳10ヵ月~81歳11ヵ月かかるという。

 

我が家の場合、ねんきん定期便で示された数字をもとに出したので正確な年齢を出すことができましたが、一般的には損益分岐点は81歳~82歳になるようです。

これは、増額された年金で、繰下げ中の「ゼロだった期間分」を取り戻すには15年弱かかるという計算から出ているようで、損益分岐点は人それぞれ違ってきます。

 

そこで、これをどう考えるか……

ここからが本題。

 

我が家には預貯金がほぼありません。今、どちらかに不幸があったとしたら、葬式代が工面できるかどうか……。

 

だけどね、

来年から年金受給できたら、給料の他に年金という収入が加わり、家計はかなり楽になります。

生活スタイルを変えなければ、年金受給分をそのまま貯金にスライドできます。

そしたらどうだ、

年間240万円貯蓄できるってことですよね。ww。

 

ま、すべて貯蓄には回らないと思いますが、その分この年齢で楽しい暮らしができるわけで。

ちょっと美味しいものを食べようとか、温泉巡りをしよう、なんなら好きなバンドのライブなど全国を回ってみるのもいいかも、なんて。

それって、繰り下げて77歳から増額した年金を受け取ったとしても、そのときにそれだけのバイタリティと好奇心があるかもわからない。

家でのんびりがなによりの贅沢になっているかもしれない。

今まで、教育費だの生活費だのでお金がないない!と家計簿とにらめっこしていたので、ここにきて優雅(?)な生活を楽しめるのもいいかな。まだオシャレが楽しいうちに。

あ、これ語弊あるよね。オシャレ心に年齢は関係ないよね。ただ80歳より60歳のほうが楽しめると言う意味。だって20歳の子と60歳じゃ全然違うでしょ?それと同じ意味での発言。

まあ、70歳になっても身だしなみには気を配っていたいけどね。

要は、65歳と70歳では、同じ「自由時間」でも体力・健康・意欲が違うということを言いたかったわけ。

旅行、外食、趣味など…やりたいことを後回しにしすぎない選択をしたいな。

 

さておき、65歳で年金受給したとして、そのまま会社員などで働き続けて厚生年金保険料を納めていると、その分は 年金受給中でも翌年に年金額が自動で増額されるしくみになっています。

これを在職定時改定と言い、毎年1回(10月頃)に自動的に反映され、翌年の老齢厚生年金が上乗せされて支給されます。

なので、このまま働き続けておれば、年金もじわじわと増えていく。

夫の場合でいうと、年額約3,200円ほど増える計算。微々たる金額ですが年数を重ねれば大きくなる。

そりゃ、100歳まで生きてしまえば、あのとき繰り下げておけばよかったとなるかもしれないけど、その分介護料に消えていくのも寂しい気がするなぁ。

 

ちなみに、エクセルで100歳までシミュレーションしたところ、65歳から受給したらトータル8千5百万円、4年繰り下げたら1億百万円になっていた。すごいね、年金。長生きしたら得するわ。

 

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