いつものようにGoogleドライブ内にあるスプレッドシートで作業しようとしたら、容量不足のため保存できませんというメッセージが……。
Googleの仕様が2021年6月から無料容量15GBのストレージを使用して保存となったので、Googleフォトの自動バックアップをオフにして、できるだけ厳選した画像を手動で取り込んでいました。
もっとも最近は今携帯が突然壊れたら困るなぁ……と思いつつ放置していたので、そんなに容量を食うようなことはしていないはず。
Googleフォトを確認してみたら、更新の際に設定が変わってしまったのか、直近の画像もアップロードされており、あっという間に容量を超えてしまっていた。
ひとつひとつの画像を精査して削除する時間もないことだし、観念してGoogle Oneのクラウドストレージのアップグレードプランに加入することにしました。
思い出画像の保存の履歴
私のGoogleフォトの歴史は2001年9月頃からで、当時、長男が3歳、長女が0歳でした。
そのときはまだデジカメや一眼レフで撮った画像をSDメモリーカード経由でパソコンに取り込み、Googleフォトに同期していました。
携帯電話で画像を撮るようになったのは2014年頃から。
iPhone5Cだったかな。最初のころはまだまだ画質もそれほど良くなかったのですが、2017年くらいにiphone8Plusに機種変したあたりから格段に画像にクオリティが上がりました。
ポートレート撮影は、一眼レフで撮影するものとほぼ同じようなクオリティ。単に私の撮影能力が低かっただけですが、眼レフで難しかったシャッター切りもスムーズ。
このころから雑記ブログを開始し、日常のネタになるものはガンガン画像を撮っていたものだから、10万枚といわないくらい画像が増えていきました。
当時は、ブログ題材の画像と家族写真が入り混じり、時系列に並んでいるだけのGoogleフォトは見づらさを感じていましたね。
家族写真は大切な思い出なので、CD-ROMや、DVD、進化してBlu-rayなどのメディアに保存したり、外付けHDDなどにも保存していました。
また以前から資料置き場として使っていたDropboxも有料版に切替え、2TBの容量のものを現在も使っています。
ただ、どれも一長一短で、
CDやDVDに保存したものは、わざわざパソコンにセッティングしてみることもなくなり、
Dropboxはクラウド上に保存しているので見えるデータはプレースホルダー(表紙)のため画素が粗く、いちいちオフラインアクセスを許可しないと鮮明な画像が見れない。
外付けHDDに至っては、軽く、ほんとに軽くコツンとする程度に落としただけなのに、そのままご臨終という悲劇を迎えました。
いろいろな保存方法を試すなかで、画像に関しては、やはりGoogleフォトが見やすい。
頼んでもいないのに「思い出を振り返りましょう」とBGMつきのハイライト画像を流してくるあたり、憎いねぇ、演出が。
ただ前述したとおり、2021年5月末までは高画質の写真と動画が容量無制限で保存できたのですが、2021年6月からは無料の保存容量15GBを使用することになりました。
私の保存状況から言えば、15GBなんてあっという間に使い切ってしまいます。
無料の保存容量15GBは、Googleフォトだけではなく、Gmail、Googleドライブの容量も含まれます。
圧倒的にフォトの割合が高いのですが、それでも上限いっぱいいっぱいになってしまうと、Gmail、Googleドライブの保存に支障をきたしてしまう。
2021年6月以降は、自動でバックアップするのをやめ、なるだけ厳選した画像のみをGoogleフォトにダウンロードするようにしました。
Gmailも古いものは削除し、山のように届くDMもばっさり削除。
ただ、画像を1枚1枚吟味しながらダウンロードする作業って、結構ぶれるんですよね。
自分なりの基準を設けているつもりでも、やっぱりこれも残しておこう、これを残すならこれも残さないと……、やっぱ要らないや……などなど一向に進まない作業。
もう、気持ち的には断捨離と同じですね。
容量がいっぱいになって切羽詰まった今、ひとつひとつ吟味しながら作業する時間もないことだし。
GoogleOneの定額制サブスクリプションサービスを利用することにしました。
ベーシックだと100GBで、年単位で契約すると2,900円/年。特典があったので1年目は2,600円で契約できました。
月額にして216円程度。このくらいならそれほど負担になる金額ではないし、100GBあればしばらく持つでしょ。
そう思っていたら、定期購入したあと何やら画像のアップロードが始まり、なんと100GB中42%使用してしまいました。
この勢いなら100GBもあっという間に容量いっぱいになってしまう予感……。
2021年5月末までの画像については容量の対象ではないのでそのままストックしておき、2021年6月以降の画像をゆっくり精査して取捨選択していきたいと思います。
動画を削除すればもっと容量増えることだし。
とにかく、改めてGoogleフォトを閲覧してみると、亡き父の元気なころの画像や動画が出てきて、しばしタイムスリップ。
思えば子どもたちの記録も赤ちゃんのころから成人後までずっとこのGoogleフォトに収まっているわけで。
また2021年5月末までの無料期間中に駆け込みで、古いアルバムの写真をすべてiPhoneで撮影しGoogleフォトに取り込んでいたのを思い出し改めて見てみると懐かしい……。セピア色の写真がデータとして蘇っています。
一生分のメモリーがこの小さな端末に収まっていると思うと、このサブスクもありかな……なんて思うのでした。
老後は、これらの画像や動画を見ながら思い出を振り返ろうかな。