アラカンwoman、shinoです。
証券口座を開設し初期設定が完了したら、いよいよ銘柄選びです。
私は新NISAで投資信託をすると決めたので、まずは「つみたて投資枠」を選択し「インデックス投資」をすることに決めました。
つみたて投資枠で人気のファンドは、
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
この2つが人気を二分しています。
さて、60歳投資デビューの私は、どっちにするか悩みました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
S&P500は、ニューヨーク証券取引所とナスダックに上場している銘柄から選んだアメリカの有力株500社で構成されるインデックスファンド。
マイクロソフト、Apple、エヌビディア、Amazon、InstagramやFacebookのメタ・プラットフォームズ、『Google』を運営しているアルファベット(GOOG)などのアメリカを代表する企業の銘柄が選ばれています。
信託報酬は0.0814%。
S&P500の過去30年以上の平均リターンは、およそ年率10%~12%程度といわれています。
日経平均株価の過去30年以上の平均リターンが年率3%~5%程度といわれており、いかに大きなリターンを期待できる市場なのかわかります。
現在世界経済の中でアメリカは大きなウエイトを占めています。
アメリカが今後も世界経済を牽引すると考えるなら、一押しのファンドといえます。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、通称オルカンと呼ばれており、世界47カ国の2800銘柄で構成されています。
運営会社は三菱UFJアセットマネジメント。
アメリカ60%、先進国30%、新興国10%の配分で、世界の時価総額の約85%をカバーしており、3000銘柄以上の詰め合わせパックです。
世界の経済シェアに合わせて対象の指数が形成されており、アメリカ株の比重はおよそ6割に達しているため、アメリカのパワーも取り込みつつ、仮にそのバランスが変わった場合、世界情勢を見て中身を自動でリバランスしてくれます。
最近では中国株の比率を下げて、インド株を上げるというリバランスが行われたようです。
投資コストは劇的に低く0.05775%。
アメリカに一極集中するのは不安だという場合、オルカンなら先進国や新興国にも分散投資できるためカントリーリスクを比較的抑えることができます。
S&P500とオルカン、どっちがいい?
さて、60歳から投資をスタートする私はどっちがいいのか。
今のところ、他の銘柄は考えておらず、S&P500かオルカンのどちらかを選択しようと考えています。
今後もアメリカは経済成長を遂げていくだろうとは思いますが、トランプ大統領の関税問題など不安要素があり、これがあと10年若ければ長期投資によってリスクは軽減されるのでしょうが、10年程度ではどうなるか先行き不透明。
(60歳から70歳までの10年積み立てて、70歳から取り崩しながら運用する予定)
そう考えると、「オルカン」のほうが無難なような気がする。
仮にアメリカがコケても他の先進国や新興国の動向も取り込めるし。
といってもその6割はアメリカなんですけどね。
結局、アメリカの経済成長も期待しつつ、もしもの場合に分散できる「オルカン」が60代の私には適しているのかな。
そんなことで
先ずは月5万円を「オルカン」に投資することにしました。
しかし米国株式も捨てがたい……。
やっぱり世界を牽引しているのはアメリカでしょ?
オルカンと比較してもS&P500のほうが比較的大きなリターンが期待できそう。
安全パイを持ちつつ、より高いリターンを期待したい。
現在自宅通勤している長女から生活費として月3万円を受け取っています。この3万円をS&P500に投資することにしました。
いずれ長女が独り暮らしを始めると途絶える生活費ですが、そうなったらなったときに考えればいいし、来年夫が年金受給するようになったらそこから補填してもいいことだし。
思い切って月8万円の投資をスタートさせました。
あとはチャートに一喜一憂せず、黙々と積み立てていくだけ。
今のところ、チャートを見てもピンとこない私ですが、そのほうがいらぬ恐れを抱かないからいいのかも。
これについてはおいおい勉強をし、その都度、このブログに感じたことを書き留めておくようにしよう。
そんな備忘録程度のブログです。参考にならず悪しからず。