お盆前、父の三回忌を無事終えました。
親戚縁者を集めての会食。久々に会うおじさんやおばさんと会話する機会がありました。
母は無年金ですが、母の妹(叔母)は洋裁関係のパートをずっと続けており、厚生年金をかけていました。
自分の年金額を知らない人が意外と多い?叔母の一言にびっくり!
叔母も70代となり、夫婦ともに年金暮らしをしています。
そこでズバッと年金はいくら貰っているかの質問を投げかけてみました。
すると、毎月食費分のみ銀行から引き出しているので、いくら貰っているのかわからないとの回答が。
は?
自分の年金額を知らない?
こんな人、本当にいるのか……
年金額を把握している人はわずか54%【調査結果】
叔母みたいな人がいるのか調べると、自分の年金額を知っている人は54%ほどだとか。
これは2017年10月に保険代理店の保険クリニックが行った調査結果ですが、20歳~60歳の男女600人を対象にアンケートを取った結果です。
参考https://seniorguide.jp/article/1086837.html
まあ、20代とか30代なら遠い先の話なので、自分の年金額なんて知らないでしょうし、何となく耳にしてても興味はあまりないでしょう。将来どうなるか分からないことだし。
だけど現在進行形で年金受給している人が自分の年金額を把握していないなんてあり得る?
有閑マダムならまだしも。
恐らく叔母は家計管理を夫に任せっぱなしにしているのだと思います。
まあ、他人の家庭のことなので私がとやかく言うこともないと思いますが、私は自分の将来や老後についてはしっかり見据えておきたいと思うので、日々勉強中です。
知ることで余計な不安は払しょくされ、自分にはどんな選択肢があるのかを導けますし、何より知らずに損することが怖い。
だから、調べて、理解して、納得していきたいと思う今日この頃。
年金平均額はいくら?会社員と自営業でこれだけ違う
そうなると気になるのは自分が受給する年金額は果たしてどのレベルなのか、平均額はいくらで、どのくらいあればいいのか。
厚生労働省の令和4年度の生年金保険・国民年金事業の概況によると、年金受給額の平均は、自営業やフリーランス等で国民年金のみの場合は月5万6,428円。
会社員や公務員等で厚生年金に加入していた場合
💡 厚生年金の平均受給額は「月14万4,982円」!
ちなみに、
夫婦ともに会社員だった場合、平均年金受給額は毎月27万3,806円。
夫婦ともに個人事業主の場合は11万5,742円、夫が会社員で妻が専業主婦の場合は22万2,383円。
やはり公務員・会社員など厚生年金がある人は強みになりますね。
夫婦2人で老後を過ごすには月に23万円が必要みたいですが、これも持ち家なのか賃貸なのか、預貯金がいくらあるのかなどによって、個々の状況は違ってくると思います。
いくらあれば安心というのは、人によりけり。
まあ、持ち家で住宅ローンの返済も終わっているなら、月に23万円あれば充分生活はできると思います。なんなら小旅行くらいは行けるのでは?
そのころには孫とかもできて、お祝いや、お小遣いなんか渡せるじじばばでいたいですからね。
やはり、いざ老後が始まって慌てないように把握だけはしておきたいものですね。
まずは、ご自身のねんきん定期便をチェックしてみましょう。
👉詳しくは「ねんきん定期便のチェック方法を解説したこちらの記事」で紹介しています。
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