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プラセンタの豆知識

プラセンタの成長因子ってどんな成分?何種類ある?

2020年5月21日

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今注目されているプラセンタは、赤ちゃん(胎児)を母体内で育てる臓器のことで、人、馬、豚、羊などの哺乳類の胎盤が原料となってできています。

胎児を成長させるために必要な栄養素を豊富に含んでおり、胎盤から抽出される有効成分のひとつとして、タンパク質の一種である『成長因子』があります。

この成長因子が美容にもいい効果をもらたしてくれます。

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プラセンタには100種以上の成長因子が含まれています。

 

人が老化する原因は?

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成長因子は細胞増殖因子(グロースファクター)とも呼ばれており、細胞・皮膚・骨・筋肉など体に関係しているすべての成長を促す成長ホルモンを分泌し、細胞を刺激して細胞の分裂を促進する働きがあります。

 

体の中で活発に作りだされる成長因子のおかげで私たちの体は新陳代謝が正常に行われ、肌のみずみずしさを保っています。

ところが10歳を過ぎたころから成長ホルモンの分泌はだんだんと低下していき、24歳をピークに下降の一途を辿ります。成長因子の減少とともに、新陳代謝もどんどん衰え、体の不調や、シミ、しわなどの老化現象が現れてきます。

新陳代謝のサイクルをターンオーバーと言い、ターンオーバーのサイクルが乱れることによって、肌荒れ、ニキビ、シミ、しわなどの肌トラブルの原因になります。

老化のスピードは人それぞれですが、なるだけ老化現象は遅らせたいものですね。

そこで成長因子が注目されています。

成長因子には、老化現象を元に引き戻そうとする若返りの効果が期待できます。

そしてその成長因子を豊富に含んでいるのがプラセンタです。

 

プラセンタの成長因子の種類

プラセンタに含まれる成長因子は100種以上あり、それぞれ違う役割を担っています。

そのなかでも主な成長因子は

  • EGF(上皮細胞増殖因子)

  • FGF(線維芽細胞増殖因子)

  • HGF(肝細胞増殖因子)

  • NGF(神経細胞増殖因子)

  • IGF(インスリン様成長因子)

  • CSF(コロニー形成刺激因子)

です。ひとつひとつみてみましょう。

 

EGF(上皮細胞増殖因子)

上皮とは肌の表面のことをいい、上皮の細胞の分裂や増殖されることによって、新陳代謝が促され、表皮が充実することによって、肌に弾力ができ、キメが整います。

肌のハリができてキメが整う

傷跡を治す

シワ・たるみを防ぐ

ニキビや吹き出物の改善

シミを薄くする

 

FGF(線維芽細胞増殖因子)

線維芽細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が作られ、保水力がアップすることで、真皮が充実します。

肌のハリやツヤが出る

ニキビ跡を目立たなくする

肌の透明感が出る

肌の潤いがアップする

 

HGF(肝細胞増殖因子)

肝臓は、代謝・解毒・胆汁の生成と分泌など体内環境を正常に保つために重要な役割を果たしています。

HGFとは肝細胞増殖因子のことで、肝臓の機能向上させるよう促す働きを持っています。HGFが活性化することによって新陳代謝が活発になり、血行も促進され、低下した肝臓の機能も正常化してくれます。

 

NGF(神経細胞増殖因子)

NGF(神経細胞増殖因子)が自律神経に働きかけることによって、体中に張り巡らされた神経細胞(知覚・交感神経接細胞)の増殖が促され、自律神経のバランスが整い精神状態を安定させます。

自律神経やホルモンバランスの乱れが原因の更年期障害やうつ病などの症状の改善に効果が期待でき、老化を防ぐ働きもあります。

近年アルツハイマー病などにもNGF(神経細胞増殖因子)の効果が注目されています。

 

IGF(インスリン様成長因子)

IGF(インスリン様成長因子)は、皮膚の真皮の部分にあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を増やす働きがあり、肌のハリやキメを整えてくれます。

また関節をスムーズに動かすための平滑筋細胞を増殖する働きもあるため、関節痛の軽減など効果が期待できます。

 

CSF(コロニー形成刺激因子)・インターロイキンⅠ~Ⅳ

体の免疫力を向上させる成長因子でマクロファージなどの幹細胞の増殖を促します。

免疫力が上がれば、ウイルスや細菌などに対抗する自然治癒力が高まり、病気などにかかりにくくなります。

また白血球の放出する細胞間情報伝達物質であるインターロイキンはⅠ~Ⅳまであり、お互いに制御しながら、侵入した外敵を無力化してくれます。それにより免疫機能がより強固なものになり、体を守ってくれます。

 

美肌づくりにかかせない成長因子

beauty skin

肌はいろいろな要因で傷つきます。

紫外線、季節による寒暖差、エアコンによる乾燥、化粧品、怪我など肌は常に過酷な状況に晒されています。たとえ肌にダメ―ジを受けても10代20代の若い肌は新陳代謝が活発なためすぐに再生することが可能です。

ところが年齢を重ねていくとターンオーバーの日数もどんどん長くなっていき、細胞の入れ替わりも遅くなってしまいます。

古い細胞がいつまでも肌の中に残ったままの状態を改善してくれるのが成長因子の存在。

成長因子が細胞に働きかけ、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの増殖やターンオーバーを促して肌の状態を正常化してくれます。

美肌づくりにはなくてはならない成長因子。プラセンタで内側からはたらきかけて、若々しい肌を目指しましょう。

 

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