閉経近くなると、急に老け込んだ、なんだかやる気が起きないなどさまざまなトラブルに見舞われます。
肌のハリツヤが衰え、髪にコシがなくなり、顔のたるみやしわも増えたよう…。
これは女性ホルモン「エストロゲン」が減少したことによって起こる症状。
それが進行すると俗にいう「更年期障害」となってさまざまな不協和音が響き渡ります。
この時点でなんとか食い止めたいもの。
では「エストロゲン」は増やせるのでしょうか?
プラセンタは更年期の救世主になってくれる?
Contents
「女性ホルモン」エストロゲンが果たす役割
女性の丸みを帯びたしなやかな体や、つややかな髪や肌のうるおいがあるのは女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌があるからです。
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類あり、女性らしさに関わっているのが卵胞ホルモン「エストロゲン」です。
エストロゲンのおもな働き
- 女性らしい丸みを帯びた体をつくる
- 乳腺の発達(バストアップ)を促進する
- 肌にハリと艶を与える
- 新陳代謝がアップする
- 内臓脂肪をつきにくくする
- 髪を艶やかにする
- 自律神経の調整し安定化してくれる
- 脳の働きを活発にしてくれる
年齢とともに減少するエストロゲンの分泌量
女性が生涯のうちに分泌するエストロゲンの量は、ティスプーン1杯ほどと言われています。
8歳ごろから卵巣で分泌がはじまり、思春期には乳房の成長や、子宮や膣の発育を促し、12歳前後になって初潮を迎えると、生理の周期ごとに分泌量の増減をくり返します。
その後30歳半ばの成熟期にピークを迎え、そのあとはだんだんと分泌量が減っていき、45歳~55歳くらいの閉経を迎えるころには激減します。
この激減した時期にホルモンバランスを崩して起こる症状が更年期障害と言われ、ホットフラッシュや発汗などの症状から自律神経失調症、倦怠感、うつ、不眠などの精神症状まで発展することがあります。
エストロゲンは増やすことはできない
エストロゲンは卵巣から分泌される物質で、その分泌量は年齢とともに減少していき、50代後半になるとわずかなホルモンしか分泌しなくなり、減少の一途をたどります。
そしてエストロゲンは二度と増えることはありません。
女性ホルモンをコントロールする方法
残念ながらエストロゲンの分泌量を増やすことはできませんが、女性の心身は微量なホルモンに左右されています。
そこでバランスよく分泌することが大切です。
また、増やすという観点ではなく、補うという考えを持ちましょう。
女性ホルモンに似た働きをする成分を摂取するのもひとつの方法です。
まずは身近なところから見直してみましょう。
大豆イソフラボンがいいってほんと?
大豆由来食品(豆腐、納豆、みそ、おから、油揚げ、きなこなど)に含まれる大豆イソフラボンは、分子構造がエストロゲンと似ているため、エストロゲン様作用があると言われています。
一時、SNSなどできなこ牛乳を飲むとおっぱいが大きくなると話題になりましたが、これは大豆イソフラボンが豊富に含まれていることから広がっていったようです。
ただし食品に多く含まれる大豆イソフラボンには分子に糖がついているためそのままでは吸収されず、体内で働くことができません。
また大量摂取による弊害のほうが見過ごせません。
またエストロゲンが分泌するためには、エストロゲンを受け入れるレセプターという受け皿が必要です。
この受け皿がないとそもそもエストロゲンも働きません。
大豆イソフラボンはその分子構造がエストロゲンと似ているため、レセプターが勘違いしイソフラボンを受け入れます。
ただしイソフラボンの作用は非常におだやかでエストロゲンに比べその働きは400分の1程度と言われています。
更年期を過ぎてエストロゲンの分泌量が減った場合にはイソフラボンで補うことは有効です。
ただし、エストロゲンが十分分泌されている時期に大量のイソフラボンを摂取するのは、レセプターが本来受けるべき受け皿にエストロゲンではなくイソフラボンを受け入れてしまうため、要注意です。
プラセンタとエストロゲンの関係
エストロゲンの産生がだんだん過少になっていくにもかかわらず、脳の視床下部では従来通りの司令を流し、そのアンバランスな刺激が継続して行われると精神的なアンバランス状態が続き、さまざまな弊害が起こります。
これがいわゆる更年期障害。
プラセンタにはこのホルモンの産生・分泌のアンバランスを調整してくれる働きがあります。
医療現場では、ホルモン補充療法(HRT)が投与できない方の治療の一環としてプラセンタ注射(メルスモン)の投与を行っています。
保険適用可能なプラセンタメルスモン注射
おおむね45歳~55歳くらいが更年期になりますが、この時期になるとほてりやイライラ、不眠など体調の変化を感じやすくなります。
【更年期障害の症状】
- 顔がほてる
- 汗をかきやすい
- 腰や手足が冷えやすい
- 息切れ、動悸がする
- 寝つきが悪い、または眠りが浅い
- 怒りやすく、すぐイライラする
- くよくよしたり、憂うつになることがある
- 頭痛、めまい、吐き気がよくある
- 疲れやすい
- 肩こり、腰痛、手足の痛みがある
などの症状がある場合、医師の診察を仰ぎ、更年期障害との診断が下されれば、プラセンタ注射(メルスモン)が保険適用で受けることができます。
また更年期障害の治療の一環としてではなく、予防としてでもプラセンタ注射は有効です。
私自身、40代からプラセンタ注射(ラエンネック)を打ち続けて15年以上経ちます。
更年期の後半になりますが、更年期障害のつらい症状は出ておらず、風邪も引いておりません。
これはプラセンタが十分に予防になっているのではと思っています。
ただし1回でも注射をすると献血することができなくなります。
プラセンタ注射を検討している人はプラセンタ注射を打つと献血ができない。ヤコブ病の伝播リスクをわかりやすく説明で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
サプリで摂取する
クリニックに通院する時間がない、注射には抵抗があるという場合、プラセンタ配合のサプリメントがおすすめです。
ただサプリメントは注射と違って即効性はありません。
効果を実感するまでには個人差があり数か月かかる場合もあります。
なので、すでに更年期障害のつらい症状になっている方は、医療機関での診察を優先してください。
まだ、そこまでの症状ではないけど、更年期予防対策としてサプリで補いたいという方には、プラセンタサプリはとてもいいと思いますよ。
ちなみにおすすめなのは
です。
プラセンタサプリは数多く飲んできましたが、
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現在の母の滴は5代目となることから企業努力が伺えますね。
製品の改良を重ねながら、こだわりぬいている、プラセンタサプリの老舗といわれるフローレス化粧品が手掛けるプラセンタサプリ。
プラセンタサプリの中には、コラーゲンやビタミンなど他の成分を混ぜて、相乗効果を謳っているものもありますが、純粋なプラセンタの量を減らしていることが多く、肝心なプラセンタの効果を期待できないものもあります。
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母の滴は、サラブレットの馬のプラセンタのみを使用していて、成分に余分な物を入れず、プラセンタのみをふんだんに入れています。
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サプリが気に入ったらまとめ買いすると1袋プレゼントなどの嬉しい特典もあります。
気になる方は覗いてみてください。
まとめ
更年期のつらい症状、なった人にしかわからないつらさですよね。
さまざまな弊害を引き起こす要因として、「エストロゲン」の分泌が低下したことがあげられます。
そして、エストロゲンの分泌量を増やすことはできないという悲しい現実……。
それでも、60代、70代になっても活き活きとして美しい女性は多くいます。
エストロゲンは減少しても、それに代わるもので補ってあげればいいですね。
それに代わってくれるプラセンタ。
もし、更年期に差し掛かってなにか対策を考えているなら、プラセンタを検討してみてはいかがですか?