最近疲れがたまっている…。なんだか毎日やる気がでない…。
忙しい現代人は慢性的に疲れています。
それが当たり前になってほっておくと疲労が徐々に体に蓄積していき心身にも悪い影響を与えてしまいます。
そんなとき、疲れた身体をエネチャージ!プラセンタがそのお手伝いをしてくれます。

Contents
疲労の原因を探ろう
疲労を感じたらそれは体からのSOSのサイン。体が休息の必要性と、体の異常をお知らせしているのです。この休め!という警告を無視してはいけません。
一概に疲労といってもさまざまな種類があり、それによってアプローチにしかたが変わってきます。
あなたの疲労はどれに当てはまる?
疲労の種類
疲労を大きく分類すると、
-
- 末梢性疲労…脳以外の身体(抹消)すなわち筋肉などに由来する疲労感覚を感じる状態(簡単に言うと筋肉の疲労)
- 中枢性疲労…脳が主体となって疲労を感じている状態(脳が長時間の緊張によって調整能力が十分に機能しなくなった状態
- 生理的疲労…基礎疾患のないもので、自然の状態で回復が可能な範囲で、活動量が休養のレベルを上回る場合に現れるもの(病気以外の過労・ストレス・食生活の乱れ・睡眠不足・運動不足などの乱れでおこる状態)
- 病的疲労…癌、AIDS等の身体疾患やうつ病、統合失調症、睡眠障害等の精神疾患が存在する場合や、慢性疲労症候群、線維筋痛症等持続的な疲労を特徴とする疾患による疲労のこと。
以上に4つに分類されます。
末梢性疲労
末梢性疲労は、筋肉をつかうことでFF(ファティーグ・ファクター)と呼ばれるタンパク質が溜まって起こる肉体疲労です。この場合は、栄養のある食べ物などを摂って十分な休息をすれば回復が期待できます。

中枢性疲労
中枢性疲労は、頭を使いすぎたり、精神的な緊張状態が続いたときに起こる脳の疲労です。長時間に亘るストレス状態が続いたことによって脳に疲労がたまり、休んでも回復しない場合があります。
また同じことをしていても、その時どきの脳にかかる負荷によって疲労度が違ってくるのも特徴です。睡眠時間をしっかり確保しているのに、倦怠感が抜けなかったり、夜中に何度も目覚めてしまうのは、中枢性疲労の可能性が高いかもしれません。

生理的疲労
病気以外での体の疲労です。過労・ストレス・食生活の乱れ・睡眠休養不足・運動不足など生活習慣の乱れが原因の疲労です。

病的疲労
病気が原因で起こる疲労です。休息を取っても病気が治癒しない限り疲れは取れない可能性があります。

プラセンタでなぜ疲れが取れる?
脳が疲れたなど、疲れのおおもとは過剰な「活性酸素」が原因です。
人間の体は、活動することによって体内で大量の酸素を使います。その過程で活性酸素という物質が生まれます。
本来、活性酸素は体内に侵入した細菌やウィルスなどを分解する働きを担っていますが、その一方で強力な酸化作用によって細胞を傷つけてしまいます。つまり体を錆びさせてしまいます。
活性酸素が過剰に増えることによって、人間の体にあるさまざまな細胞が十分に機能を果たせたくなった状態が疲れです。
プラセンタには、この活性酸素を抑制する働きがあります。
もともと私たちの体内には活性酸素を抑える抗酸化酵素(SOD)という成分が備わっていますが、加齢やストレスなどで減少しています。プラセンタに含まれる活性ペプチドや、ビタミンC、Eには抗酸化作用のある成分が多く含まれており、活性酸素の働きを抑え、細胞の錆びを防止する作用があります。
プラセンタに含まれる豊富な栄養
プラセンタには、前述したペプチド、ビタミンC、Eのほかにも細胞を活性化させる成長因子という内因性タンパク質が含まれており、細胞の新陳代謝を促すスイッチのような働きをしてくれます。
ざっと栄養成分をあげると
- アミノ酸…プラセンタの主要な成分です。アミノ酸は体の細胞をつくる原料となります。
私たちの普段の食生活で肉、魚、卵などを摂ってタンパク質からアミノ酸を補っていますが、ほとんどは体内で吸収されないまま体外へ排出されてしまいます。
プラセンタに含まれるアミノ酸は、単体で構成されているため体内への吸収が非常によいと言われます。
種類
ロイシン、リジン、リジン、バリン、スレオニン、イソロイシン、グリシン、アラニン、アルギニンなど
- タンパク質…人間の体の60%を占めているタンパク質。プラセンタのタンパク質は20種類のアミノ酸が結合してできています。
種類
アルブミン、グロブリンなど
- 脂質・脂肪酸…体の細胞をつくる栄養素です。
種類
コレステロール、ホスファチジン酸、ラウリン酸、バルミチン酸など
- 糖質…体のエネルギー源となる重要な栄養素です。
種類
グルコース、ガラクトース、ショ糖など
- ビタミン…体内では生成できない成分なので食品などで摂取する必要があります。
種類
ビタミンB1、B2、B6、B12、C、D、E、ナイアシンなど
- ミネラル…血液、体液の調整などに必要な栄養素で、人体5大栄養素のひとつです。
種類
カルシウム、ナトリウム、カリウム、リン、マグネシウム、亜鉛、鉄など
- 核酸…新陳代謝を調整したり、遺伝子の修復をしてくれる栄養素です。
種類
DNA、RNA、及び代謝産物
- 酵素…食べ物を消化、分解したり、体を動かすエネルギー源となる栄養素です。不足すると生活習慣病や免疫力の低下の原因となることもあります。
種類
アルカリホスファターゼ、酸性ホスファターゼ、ヒアルロニターゼ、アデノシン三リン酸など100種類近く
などプラセンタには豊富な栄養素がふくまれています。
あなたに合ったプラセンタの摂取方法はどれ?
プラセンタを摂取したいというとき、摂取方法によって効果のあらわれかたが違います。
プラセンタ注射はダイレクトに作用
もしすぐにでも疲れを取りたいという場合、ダイレクトに作用する「注射」が一番です。
ただし、クリニックなどの医療機関で受診しなければなりません。日本では厚生労働省の医薬品として認可のもと、「ラエンネック」と「メルスモン」のみ打つことができます。
更年期障害であれば医師の診断のもと保険適用で受けることができます。その際に打つのはメルスモン。
肝機能障害であればラエンネック。美容目的で打つ場合、ラエンネックを投与しているクリニックが多いような印象です。(病院によってまちまち)
注射に使用するプラセンタは、ヒト由来のものです。
日本人の胎盤から抽出されたもので、胎盤提供者と胎盤に対して徹底的なウィルスや感染症の検査が行われており、最高の安全対策を施しています。
もともとは肝臓障害改善の治療の一環として使用されていましたが、続けていくうちに肌のツヤがよくなった、疲れにくくなった、風邪をひきにくいなどのうれしい副作用が注目され、今ではクリニック以外、美容外科でも幅広く取り入れられています。
私は10年以上、だいたい週に1回程度の間隔で1Aプラセンタ注射を投与しています。特にハードワークが続いたときや、睡眠不足気味のときにはやんわり効果を感じられます。

緩やかに実感したいならプラセンタサプリメント
忙しくてクリニックに行く時間がない、注射をするのは抵抗がある…という場合、経口摂取であるサプリメントという選択肢もあります。ただサプリメントは薬ではないので即効性はありません。
長く続けていくうちにじわじわと体の変化を感じる人もいれば、まったく変わらないという人もいます。緩やかに健康維持をしたいという場合は、いつでも好きなときに手軽に摂取できるサプリが便利です。
プラセンタドリンクで即効チャージ
疲れを即効でなんとかしたいけど、クリニックに行く暇はない、注射には抵抗がある。と言ってサプリのようにじわじわとした効き目を待っていられないという場合、プラセンタドリンクが有効です。
ドラックストアなどでも手軽に購入することができます。ドラックストアの中には、風邪薬のコーナーに陳列しているところもあります。プラセンタを一度も試したことがない方が取り掛かりやすいのもプラセンタドリンクではないでしょうか?
ただ味については好き嫌いが分かれます。いろんなメーカーのものを試してみて自分の好きな味のものを選ぶというのもひとつです。
ドリンクを選ぶチェックポイント
プラセンタドリンクと言っても実にさまざまな商品が発売されています。どれを選んでいいかよくわからないという場合、以下のことをチェックしながら決めてみてください。
由来をみる
プラセンタドリンクを選ぶときにまずチェックするのが由来となる動物です。
おすすめなのは馬由来ですが、日本製のプラセンタドリンクの多くは豚由来になっています。
馬は年に一度1頭のみしか生まないのに対して、豚は年に数回多数生むことから、豚由来の胎盤は手に入りやすく、馬由来の胎盤は希少となります。
これは価格にも反映されるので、品質がよいけれど、その分高価となってしまいます。
そこで手ごろな豚を検討するわけですが、やはり安全性は気になるところです。注目されているのが、「国産SPF豚」のプラセンタです。
「国産SPF豚」は、日本SPF豚協会の厳格な管理のもと、抗生物質を与えずに飼育されています。
そして国産SPF豚のプラセンタは、普通の豚のプラセンタに比べ3倍以上の有効成分が含まれている高品質で安全性の高いと定評があります。
また馬由来に比べて価格も手ごろになるので、継続しやすいというメリットがあります。
ただしドラックストアではそもそもプラセンタという記載しかない商品もあります。これでは馬由来なのか豚由来なのか外側のパッケージだけでは判断できませんね。
そんなときは常駐している薬剤師に訊ねてみましょう。
ちなみに日本では牛のプラセンタは狂牛病の危険から使用禁止となっています。
成分表示をみる
一番にプラセンタの含有量を見ましょう。と言いたいところですが、実のところメーカーによって記載の基準がさまざまなので、単純に記載されている数字を比べることができません。記載されている数字が大きいからと言って、プラセンタの配合量が多いわけではないのです。
記載があれば純末(原末)量で判断したほうがいいのですが、ドリンクの場合これも記載がないものも多いです。
そうであれば区分をチェックするのもひとつのポイントです。
- 医薬品…ヒトや動物の疾病の診断・治療・予防を行うために与える薬品。
- 医薬部外品…日本の医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に定められた、医薬品と化粧品の中間的な分類で、人体に対する作用の緩やかなもので機械器具でないもの。
- 食品…医薬品、医薬部外品を除いたすべての飲食物。
まとめ
最後に味で選ぶというのも重要です。
というのは、即効性があるものの、やはり継続して摂ったほうが体の改善にはいいのですが、味が好きではないと続けることができませんよね。こればかりは好みもあり、いろいろ試してみないことにはわからないので、お試し品があればまずはそこから試してみるのもいいと思います。
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プラセンタサプリと言っても、いろいろな商品があります。
どれを選んでいいかわからない…という方のために、押えておきたい選び方の基準5つとあなたに合ったプラセンタサプリの選び方をガイダンスします。
見るべきところをチェックし、それぞれの違いを理解することで、自分に合ったプラセンタサプリ選びができるようになります。