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プラセンタの豆知識

飲酒の前にプラセンタで悪酔いしないって本当?サプリはいつ飲むのが正解?

2019年3月17日




お酒の席は好きだけど、

お酒が弱い私は、ビール1杯、ワイン1杯飲んだだけで真っ赤になってしまいます。

勢いで3杯飲んだ日には、翌日頭がガンガン……。

 

そんなとき内科医の先生に、

飲み会の前にプラセンタ注射がいいよ!

と、教えてもらいました。

 

たしかに、プラセンタ注射して飲み会に行くと

悪酔いしないような気がします。

 

これって、気のせい?

それともちゃんと効果があるってこと?

 

でも、プラセンタ注射って敷居が高いですよね。

わざわざ病院に打ちにいかなければならないし。

一度打つと献血ができなくなるし……。

 

では

プラセンタサプリやドリンクでは代用できないの?

また、お酒を飲んだ後にプラセンタサプリを飲んではいけない理由は?

shino
お酒は楽しく飲みたいですよね。そのためにも悪酔いしない方法があればぜひ知りたい!

 

お酒を飲むと酔う理由

Photo by Benjamin Voros on Unsplash

お酒を飲むとなぜ酔うのでしょうか?

それは、アルコールが中枢神経系に影響を与えるためです。

 

お酒を飲むと体内にエタノールが入ります。

エタノールは胃や小腸で吸収されて血液に溶け込み、肝臓に運ばれます。

 

肝臓に運ばれたアルコールはすぐには分解できず、その大部分が心臓を通って脳や全身に運ばれます。

 

飲酒から30分から1時間ほどで脳に到達されたアルコールは、大脳を麻痺させてしまいます。

これがいわゆる酔った状態となり、集中力や、抑止力、判断力の低下を招きます。

 

お酒を飲むと赤くなるのは?

肝臓でアルコールが分解されるときに、最終的には水と二酸化炭素にまで分解しますが、いきなりではなく、いくつかの過程を経ます。

はじめにアルコール脱水素酵素が働き、「アセトアルデヒド」という物質に変化します。

 

それがさらにアセトアルデヒド脱水素酵素によって酢酸に分解され、二酸化炭素となってようやく体外へと放出されていきます。

 

アセトアルデヒドを分解する「アルデヒド脱水素酵素」の働きが十分あると、お酒を飲んでも赤くなりません。

 

アルデヒド脱水素酵素の働きが十分でないと、アセトアルデヒドが体内に蓄積し、心拍数を上げたり、血管拡張によって顔の赤みを引き起こします。

shino
赤くなるのはアジア人が多いらしくて、アジアン・フラッシュと言うみたいです。

 

活性酸素が発生する

お酒を飲むと、GOT(肝細胞)やγ-GTP(胆管でつくられる酵素)の数値が上昇します。

肝臓ではアルコールを分解するために多くの酸素を消費しており、その際に活性酸素が発生します。

過剰に発生し続ける活性酸素は、肝臓の細胞にダメージを与えてしまいます。

shino
活性酸素が過剰に増えると老化の原因になります。ということは飲酒もほどほどにしないとダメですね。

 

プラセンタがお酒に有効な理由

プラセンタに含まれる抗酸化成分HGF(肝細胞増殖因子)は、肝臓の細胞を修復してくれる作用があります。

またプラセンタには、活性ペプチドやビタミンC、ビタミンEは抗酸化成分が含まれており、活性酸素を除去する作用があります。

同時に抗炎症作用も持ち合わせているので、傷ついた肝細胞の修復にも有効に働きます。

活性酸素を抑制、除去することによって二日酔いにも効果が期待できると言われています。

 

お酒を飲む前にプラセンタ

お酒を飲む前に、悪酔いしないように「ウコン」の栄養ドリンクや「タチオン」注射をして備えるといいと聞きますが、実は、プラセンタはより効果があると言われます。

ラエンネックプラセンタ注射は、美容目的以前に肝臓障害の治療薬として医療現場で用いられています。

肝臓を強くして解毒する作用のあるプラセンタを、お酒を飲む前に摂取することで二日酔いを予防できます。

 

即効性を求めるなら注射が有効

お酒を飲む前におすすめなのは、即効性の期待できるプラセンタ注射です。

注射は体内に直接プラセンタを注入できるため、今晩飲むというときに1本打っておくと、二日酔いの予防になります。

また飲み過ぎた次の日のケアにも役立ちます。

 

経口摂取の場合、注射のように即効性はありません。

サプリなどは継続して続けることで効果が表れるものです。

 

なので、今日どうにかしたいというときに即効性としての効果はあまり期待できません。

どうしてもという場合、サプリよりもドリンクのほうがいいでしょう。

飲むタイミングはお酒を飲む30分前までに摂取するのがおすすめです。

 

サプリは即効性はないが体質改善に作用する

即効性のないサプリですが、継続して飲み続けることで体質改善に大きく作用します。

日ごろから続けていると、個人差はあるもののお酒を飲んだときに悪酔いしないと言う方は多いようです。

これはプラセンタによって肝臓の機能が高まり、解毒する機能が高まることでデトックス効果があらわれ、お酒に強くなったというのが要因のひとつでしょう。

 

飲酒後のプラセンタサプリはNG?

Photo by Matthew Henry from Burst

ではプラセンタサプリは、お酒を飲んだあとに飲んでも大丈夫なのでしょうか?

 

お酒より後に飲んではいけない理由

お酒を飲んでアルコール摂取量が一定量を超えると消化管の機能が低下します。

そこでプラセンタサプリを飲むと、吸収量が落ち、成分を分解してしまうため、効果が発揮できなくなります。

またアルコールとプラセンタを同時に摂取することで、アレルギー症状が出ることがあるので注意が必要です。

 

飲酒後飲むなら

お酒を飲んでしまったらプラセンタは飲まないほうがいいのでしょうか?

たしかに同時摂取すると吸収率も悪くなり、アレルギーの問題もあります。

ただし、まったく分解されてしまうわけではないので、ある程度時間を置いてから飲むといいでしょう。

 

飲み過ぎた!そんなときはプラセンタ

プラセンタは弱った細胞を活性化してくれます。

肝機能も活性化してくれ、アルコールの分解を盛んに行ってくれます。

アルコールが分解できれば、二日酔いの症状も出にくく、翌日はさわやかな朝を迎えることができますね。

 

くり返しになりますが、日ごろからプラセンタを飲み続けていることが肝心ですが、今日は飲みすぎるかもしれないというときは、いつもより多く、最低でもアルコールを飲む30分前までにプラセンタサプリやドリンクを飲んでおくといいでしょう。

 

昨日は飲み過ぎた…と思ったときでも、プラセンタを飲むことで肝機能の調子を正常に整えてくれる期待が持てます。

shino
プラセンタの他にも、シリマリンが配合されたサプリもアルコールから肝臓を守ってくれますよ。
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