肩こりが酷くて悩んでいませんか?
肩こりと言ってもその原因はさまざまです。パソコン作業だけではなく、スマホの普及によって起こる肩こりは今や国民病と言われています。
肩こりがつらいと感じたときにプラセンタ注射を試してみる人は多いようです。最近では整形外科や内科、皮膚科などクリニックでプラセンタ注射を取り入れているところも多くなりました。
まずは自力でできる解消法で試してみましょう。
それでも解消しないときはプラセンタがいいかも?
Contents
つらい肩こりの原因は?
多くの方が肩こりに悩まされています。肩こりしている人の割合を人口比で計算してみると国民の1700万人(東京都の人口が約1400万人)が肩こりを訴えているという、もはや国民病ですよね。
さらに男性よりも女性のほうが肩こりになりやすい傾向にあるようです。
それは女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、頭を支える首や肩に一層の負荷がかかるためです。
肩こりになる原因は、
- 姿勢が悪い
- 長時間にわたるデスクワーク
- 冷え
- 運動不足
- ストレス
と、思い当たる節があるのではないでしょうか?
自力でできる肩こり対策
症状が酷い場合は、整形外科や整骨院で医師や専門家に相談し適切な治療をすることが重要です。
ただ肩こりって、病院に行くまでもないなぁと思いますよね。
そんなときに試してみるといい方法は……
意識的に背筋を伸ばす
日ごろから正しい姿勢を心がけることが大切です。
姿勢が悪くなっていると感じたときには、イスに座ったままでも構わないので、まず胸を張ってみましょう。
できれば立ってみて、腰を伸ばすのがベスト。
パソコン作業などで集中しているときは、前のめりになって、おのずと猫背になっていることが多いです。
意識を背中に持ってきて!
軽いストレッチでリフレッシュ
上記の画像のように、背中で手を合わせてみてください。(できる?)
意外とキツイ…(笑)
または
両手をまっすぐ上にあげてこれ以上あがらないところまで背伸びをしながら伸ばし、すとんと力を抜いてみましょう。
凝り固まった筋肉を緩和するだけでなく、気分もリフレッシュします。
ホットタオルでリラックス
フェイスタオルを水で濡らし、軽く絞って電子レンジで1分ほど温めて軽く冷ましたものを目の上においてアイマスクをしたり、肩にあてると体が温まり血流がよくなります。
ウォーキングや軽い運動を試みる
なにも激しい運動をする必要はありません。軽く汗ばむ程度の運動で十分です。
運動する時間が取れない方は、通勤・通学で電車がバスを利用しているなら、ひと駅または2駅手前で降りて家まで歩いて帰るなどすき間時間を有効活用しましょう。
ストレスを溜めない思考を持つ
現代社会でストレスがないという人はいません。誰しも何らかのストレスは抱えています。
そのときに一人で抱え込まず、周りの人に聞いてもらったり、好きな食べ物を食べる、好きな音楽を聴く、カラオケを思いっきり歌うなど、プチストレス発散をしてみましょう。
プラセンタ注射に注目
以上のことを試しても一向に肩こりが改善しない、慢性的な肩こりで悩んでいる、いろいろと試したが治らないという場合、プラセンタ注射を視野に入れてみませんか?
医療機関で受診できる
プラセンタ注射は医療機関で受けることができます。
内科・皮膚科・整形外科・産婦人科・美容外科など、お近くのクリニックに取扱いがないか尋ねてみましょう。
プラセンタには、馬、豚など種類がありますが、ヒト由来のものがもっとも親和性が高く効果があると言われています。
医療機関で受けるプラセンタ注射は、厚生労働省で医薬品として認可のもとヒト由来のプラセンタを使用しています。
ヒト由来のプラセンタは、日本人の胎盤から抽出されたもので、胎盤提供者と胎盤に対して徹底的なウィルスや感染症の検査が行われており、最高の安全対策を施しています。
その数は年間1000アンプルを50年以上にわたり医療現場で使用されていますが、現在までに重篤な副作用や感染症の報告は一度もありません。
現在、プラセンタ注射液は「ラエンネック」と「メルスモン」の2種類です。
メルスモンは更年期障害や乳汁分泌不全の治療に、
ラエンネックは肝機能障害の治療に使用されています。
更年期障害や肝臓障害の治療として使用する場合、医師が認めれば保険適用となることもあります。
肩こりが更年期障害として見なされるかどうかは、それぞれの医療機関の診断によるところなので、まずは相談してみましょう。
>>>プラセンタ注射の値段の相場が知りたい!全国リサーチ調査結果
試してみたい『ツボ打ち注射』
通常プラセンタ注射は筋肉または皮下注射となります。
プラセンタ注射で肩こりが軽くなったという方もいますが、より元気を取り戻すために「ツボ打ち注射」を選択してはいかがでしょうか?
ツボ注射は、鍼灸治療で使用する「経穴(けいけつ)」つまりツボに注射剤を注入する方法です。
ツボにダイレクトに注射することによって、ツボを刺激して血行を良くし、プラセンタ成分を直接届けることができるのでより効果が期待できます。
注射の注意
プラセンタ注射を1回でも投与した場合、献血をすることができなくなります。
献血では、他の人への感染リスクを最小限に抑えるために、献血者は一定の基準を満たさなければなりません。
プラセンタ注射を受けた人は感染性プリオンが含まれる可能性があり、感染リスクを最小限に抑えるため献血が制限されます。
献血はできませんが、輸血を受けることはできます。
とはいえ、私個人的な意見としてはそれほど恐れる必要はないと思います。
感染の可能性は極めて低く1億人に0.1~0.9人と言われています。
これについて詳しくまとめてみました。興味がある方はこちらを参考にしてみてください。
プラセンタ注射を打つと献血ができない。ヤコブ病の伝播リスクをわかりやすく説明
ツボ打ち注射ができるクリニック
ツボ打ち注射を施術しているクリニックを集めてみました。
まとめ
つらい肩こりから1日でも早く開放されたいと言うときに、プラセンタ注射を試してみる方も多いようです。
ただ、プラセンタのツボ注射が肩こりに直接的な効果をもたらすという科学的な証拠は十分にはありません。
しかし一方で効果を実感したという声も多く聞かれています。
効く、効かないは個人によって異なる可能性があるということでしょう。自分に合っているかどうかは行ってみないとわからないということですね。
現状ではツボ打ち注射をしているクリニックは少なくお住まいの地域にないこともあります。
お近くのプラセンタ注射を行っているクリニックにツボ打ちができるかどうか尋ねてみましょう。